ども、大工のみっくんです。
アスリート。プロ。それは人の何倍も努力し成り得たたもの。
仕事とは、プロでありアスリートなのか?
少し僕が思う大工の腕磨きの話をしたい。
目次
まずは、仕事を覚える!
まずは仕事を覚えるのに必死になり一生懸命にやる。
そうする事で、今の大工なら4年も本気でやればある程度覚えられる!
理想はこの時に伯楽に出会うこと。
仕事を覚えないことには、何も始まらない。
仕事を覚えた時に思うこと
正直今の大工仕事はコンピューターや機械の力ですごく簡単になっています!
その中で、大工として仕事を覚えた時に思うことが、
「お金を稼ぎたい」
「腕を磨きたい」
と、思う方が多いと思います。
大工と言う職業はこの「腕を磨きたい」と言う気持ちを持った人が結構います。
お金より腕?
お金が欲しいと思って要るのは皆同じだと思うのですが、
大工は、腕を磨きたいと言うのをすかなからず持っていて、
その気持ちが大きい人もいます。(僕は、そこまでない。)
中には、本気で腕を磨きたいと思って30代から宮大工の弟子入りし、また一から修行をして、腕を追い求める人もいます。
大工が腕磨きしたい理由
人より良い仕事をしたい!
人が難しくてできないことを平気な顔をしてやりたいなどと、
大工には変なプライド、こだわりがある人が多くいます。その中で必要なのが腕を磨くことです。
腕磨きを続けると
腕を磨くことは大変素晴らしいことです、
しかし!
腕磨きと言うのは、実はキリがないのです。
今までできなかったことができるようになったとしても、次なる課題を見つけどんどん腕磨きに夢中になっていきます。
キリがない腕を磨き続けると、後戻りできなくなり突き進むしかなくなる!
腕磨きに夢中になることで周りが見えなくなり、もっと大事なことを見落としてしまう可能性が高くなる。
プロである限り自己満ではダメ!
職人はプロです。
自分のやった仕事に対してお金を貰っているので、腕磨きをして良い物を提供したいという気持ちがあるのはわかります。その考えはとても素晴らしい考えですが、
その腕磨き自己満になっていませんか?
プロである限り自己満ではお客さんは喜ばない!
やはり腕を磨くことでその技術を活かしたいと思うのが普通です、その時に必要以上のことをやったり、必要ないことをしたりと、時間とコストがかかる恐れがある。
職人はアスリートではない。
職人はプロであるけどアスリートではない、
スポーツ選手は、プロでありアスリートだ。
スポーツ選手はやっているスポーツを、極め、それを披露してお金を貰う。
この時点で極めれば極めるほどお客さんが喜ぶ!
しかし職人はそうではない。
極めれば極めるほど、お客さんが喜ぶとは限らない!
腕を磨き続けることは、アスリートに近いことをしている、それが直接お客さんが喜ぶことにつながるなら大いに歓迎ですがね.
何が言いたいかって?
いろいろ書いたが
重要なのは、「目的」です。
仕事は趣味ではありません。
腕磨きをするのは、とても良いことです。
でも、
腕を磨いとくことでいつか良い仕事が来た時に発揮できる!
僕は、この考えが嫌いです、
結局この考えを僕は「待ちの姿勢」と呼んでいます。
目的を持つということが重要だと考えていて、
こだわりの家を作りたい!だから腕磨きする。
この腕磨きが、何かの後に来ていることを
「攻めの姿勢」と呼んでいます。
人生は1度きりらしいです。
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